「…おおここにいたか俺」
「いやなんなんですかそれ」
ゴウカザルが近づいてくる。
どうしよう、絶対あの話から…。
「お前、付き合ってたんだな」
やっぱり。
「…はい…でも割と最近です」
「まったくお前は…俺彼女なんかできたことないぞ」
「…でも…ゴウカザルさんは実際僕よりも年齢低いじゃないっすか」
「体だけさ、大きくなるのは」
「…エテボースは…たぶん、ぼくにとっては大切な人なんだと思います。ほら、どんなバトルの時も応援なくて…冷凍パンチもまぐれみたいなもんで、雨が降るのだって運があるだけであって、実際僕は強くない…でも、支えがあったから、ここまでこれたのかなぁ…って思うのが最近です」
「くそぉお前男上げたなぁ」
ブイゼル(の体のゴウカザル)にぐりぐりされた。
「痛い…というか自分にぐりぐりされたくなーーい!!」
「大丈夫だ、お前のことは誰にも言わない」
「ほんとですか?」
「大事な人がいるんなら、ちゃんとその人のところにいないといけないじゃんか…」
それ名言?
ベタなセリフだな。
「…たとえ、元に戻れないとしても、お互いを生きようぜ」
「はい」
その時、二匹の魔法は解けたのであった。
「…戻った!!」
「なんで!?」
「…あの似非魔法使い!!今度会ったら許さないからな!!」
でも、僕らの顔には笑顔が浮かんでいた。
そのとき。
オーキド研究所の後ろの山から大きな音がした。
「なんだ!?」
土砂崩れが…。
「…え!?」
「きゃぁあ!!」
気づいた僕らはみんなを助ける。
大体みんないる、とゴウカザルは確認した。
でも、ぼくだけは落着けなかった。
エテボースが…エテボースがいない!!
「いやなんなんですかそれ」
ゴウカザルが近づいてくる。
どうしよう、絶対あの話から…。
「お前、付き合ってたんだな」
やっぱり。
「…はい…でも割と最近です」
「まったくお前は…俺彼女なんかできたことないぞ」
「…でも…ゴウカザルさんは実際僕よりも年齢低いじゃないっすか」
「体だけさ、大きくなるのは」
「…エテボースは…たぶん、ぼくにとっては大切な人なんだと思います。ほら、どんなバトルの時も応援なくて…冷凍パンチもまぐれみたいなもんで、雨が降るのだって運があるだけであって、実際僕は強くない…でも、支えがあったから、ここまでこれたのかなぁ…って思うのが最近です」
「くそぉお前男上げたなぁ」
ブイゼル(の体のゴウカザル)にぐりぐりされた。
「痛い…というか自分にぐりぐりされたくなーーい!!」
「大丈夫だ、お前のことは誰にも言わない」
「ほんとですか?」
「大事な人がいるんなら、ちゃんとその人のところにいないといけないじゃんか…」
それ名言?
ベタなセリフだな。
「…たとえ、元に戻れないとしても、お互いを生きようぜ」
「はい」
その時、二匹の魔法は解けたのであった。
「…戻った!!」
「なんで!?」
「…あの似非魔法使い!!今度会ったら許さないからな!!」
でも、僕らの顔には笑顔が浮かんでいた。
そのとき。
オーキド研究所の後ろの山から大きな音がした。
「なんだ!?」
土砂崩れが…。
「…え!?」
「きゃぁあ!!」
気づいた僕らはみんなを助ける。
大体みんないる、とゴウカザルは確認した。
でも、ぼくだけは落着けなかった。
エテボースが…エテボースがいない!!
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