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ブイゼルが空を飛ぶ

「くっそーめちゃくちゃ相性悪いじゃんか」

ドダイトスが肩を落とす。

何故なら飛行タイプの技は草タイプには効果抜群であるが、ドダイトスのもう一つのタイプである地面も通用しないのだ。

こうなったら僕が冷凍パンチで攻め込むほかない…

決心した。

「ドダイトス!!作戦があるんだけど…」
















こうして、僕らVS鳥チームの戦いは始まった。

「電光石火ぁ!!」

最初に攻めてきたのはピジョット。

何を仕掛けてくるんだ…?

「・・・と見せかけてブレイブバード!!…と見せかけての…」

ドダイトスと僕の頭に白い物体…。

「…やってくれるじゃねーか」

「くっさ!!めちゃくさい!!」

「てめぇせこいぞ!!」

「すっきりした、排便は大事だぜ!!」

「それを技にするなよ!!」

「まぁまぁ、バトルは始まってるしね」

結構苦戦しそうだな。

でも、ドダイトスもドダイトスでいい技を覚えていた。

飛行タイプに相性抜群の岩タイプの技…。

「岩雪崩!!」

これで結構ダメージを与えても、そう一筋縄で倒れるはずもなく…。

なんたってこれは最終進化系の二匹だから。

「じゃあ、あの作戦行くぞ」

「おぉ!!」

僕はドダイトスの肩に乗る。

そしてドダイトスが空に投げ飛ばした―――

「冷凍パンチ!!」

二匹に瞬時に攻撃を当てて、僕は二匹もろとも地面へ落下した。


























「勝者、ブイゼルチーム!」

やったねとばかりに顔を見合わせた僕らは、次の勝負へと駒を進めた。


























次は、マグマラシとベイリーフ!!

不利も弱点もありまくりだけど大丈夫!?



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