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ポケウイルスの脅威!!

「やっと初依頼だー!!何々、太古の森で救助要請あり…か」

依頼に突入するのが異常に遅いこの物語にも、依頼が一個舞い降りてきた。

「へぇーーーなんか穴に落ちちゃってなんか助けろだってさ」

「穴に落ちて!?」

「はい上がれないのかなぁ…まぁいいや」

ノゾムとイルとマリンは太古の森へ向かった。














「よーしもう大丈夫だからねー」

深い溝に落ちていたメタモンを、縄を使って引き揚げた。

「ありがとうございますー…死ぬかと思いました」

「いや、何のなんの」

メタモンは去っていった。

「さて、戻るか―――」

どさり。

「…イル?」

イルが倒れた!?

「なんで倒れたんだよおい!!しっかりしろ!!」

「…そういえば、なんか噂聞いたことあるわよ」

「え?」

「太古の森にはポケウイルスという感染症があって、いわばインフルエンザのようなもので、それにかかるのは10キロ以上ある中型から大型のポケモンよ」

「なんで知ってんの!!」

「…知識よ知識」

「ブイゼルって体重何キロぐらい?」

「…29キロが標準ぐらいじゃないかしら」

「…マリンは何キロなの?」

「はぁ!?なんでそんなこと聞くのよ?」

「いや…マリンの体重知っといたほうがいいのかなって、マリンがかかる感染症があったりしないかな・・・とか」

「ふつう年頃の女の子にそんなこと聞かないでしょ!!デリカシーないわねー」

「ごめんなさーい」

「で、この軽いの二人でどうやって帰ればいいんだ」

「…俺一応大丈夫だよ…?」

「お前黙っとけ!!」

「…もう、なんか空から呼ぼう」














大きなピジョットに乗せてもらって、ギルドまで行った。

「アリガト―」

「…さて、中まで行くぞ!!せーのっ」

イルを持ち上げて、親方のところへ連れて行った。

「…親方っ…なんかぁ…イルが…」

「ポケウイルスか…隔離して寝かせとけ、そしたら数週間後には直る」

「…はい…」

テキトーだな親方…。

でもなんか調べものしてたし、仕方ないか!!

次回、ポケウイルスにかかったイルが見た夢の話!!



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