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イーブイ過去編、師匠とイーブイ

イーブイの師匠は、もうこの世にはいないのである。

遠い遠い天国とやらに上っていった。

けれど、その魂は、イーブイに受け継がれている…はずだ。

全ては、イーブイが9歳ごろの時であった…。













「お母さん、どこ行くの!?行かないで!!」

大きな荷物を持ち、家を出ていこうとしている母。

そんな母を見ることすらもしない父。

そうだ、母と父が別々になったあの日―――

それが、『師匠』との出会いだった。

母にもらった手紙には、さようならとしか書いていなかった。

もう、ほんとうにお別れなの!?

イーブイは、母が出ていくのをじっと見守った。

そして、母の背中を見送ってから一時間後、もう、いてもたってもいられずに、家を出て行ってしまった。














そして、近くのあの角にある公園で、ベンチに座り、一人でしくしくと泣いていた。

いやだよ…。

平和だった日常が、一瞬にして崩れ去った。

だから、イーブイはつらくてつらくて仕方がなかった。

その時。

「どうしたんだい坊主」

上から頭をポンとたたかれた。

「だ…誰?」

泣きべそをかいた顔で後ろを振り向けば、そこに立っていたのはルカリオと呼ばれるポケモンであった。

「元気出せ、さっきからずっと泣いてるじゃないか」

アンパンを分けてもらった。

それをまた泣きながら頬張った。

「何の仕事してるの?」

「探偵さ」

少々どやった顔で言われたのでイーブイは不思議そうにそのルカリオを見ていた。

「探偵…?」

もう涙は止まった。

そして興味津々に、ルカリオから探偵の話を聞いた。













そして数日後には、もうルカリオの新米助手になっていた。

探偵の世界にのめりこんだ。

あくる日もあくる日も思いっきり、事件を解決するために、頭脳も回転させた。

いろいろと調べたりもした。

でも、ある日。

「出張!?」

「どうやら海外の事件まで解決してこいだと」

「がんばってね!!また教えてね!!」

手を振った。

それが最後となった。

















師匠の乗った飛行機は、墜落したのである。














そのニュースを聞いて、イーブイは空港まで走った。

怖かった。

そして少しでも情報が聞けないかと、探偵を教えてもらった時の事情聴取のやり方で聞いて回った。

師匠はもう、手遅れだったと聞かされた。
















その日から年月は立ち、イーブイは一生懸命勉強して今に至っている。

普段アホそうに見えるかもしれないが、それでも探偵なのだ。

かっこいい時はかっこいい、それが大事な小説になっているのであるww














ある日。

「…おいブイゼル、この記事…」

イーブイがブイゼルに見せた記事。

その写真に写っていたのはブイゼル!?

「…どういうこと…!?」

自分でも面識のない写真。

さぁ、次回、謎の新聞記事の秘密が明らかに!!



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