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雨でテンション上げすぎで

誕生日に骨折してしまった僕は、腕に包帯ぐるぐる巻きという状況である。

「ごめんブイゼル」

「悪気がないのはわかってるからいいよ…」

ドダイトスまで僕に乗ってくるとは思わなくて。

「痛い痛い」

最悪の誕生日だった。

ケーキもろくに食べてなくて…。

テンション下がりまくりだって。
















「あ、雨だ」

ドダイトスがつぶやいた。

ケンタロスたちは小屋へと戻っていく。

「…ほやぁあああ」

僕は一人テンションが上がっていた。

さっき下がったのに。

僕は外に出た。

というか、もう体が動いた。

「…雨だぁぁあああ!!」

テンションマックスでゼニガメやキングラーとともに舞い上がっていた。

そこにミジュマルが加わって、さらに盛り上がって…。

他のタイプのポケモンたちは、静かに、冷たい目で、こちらを見ていた。



















「そういえば、梅雨だったね」

「もうそんな時期かぁ」

何て梅雨らしい会話をして、

「雨といえば、やっぱりアニメの第一話のピカチュウとサトシの出会いだよねー」

おいおいおいおいどういう話行ってるんだ。

突っ込んでしまった。

「そうだよね、あれは感動的だね…雷までなったけど」

「もうあれは最高だったよ…今ピカチュウ十何歳だっけ」

「実際年取ってないんだよねー…うらやましい」

なんて話まで。

アニメの話に行くのはやめろ、と僕は心の中で突っ込んだ。


















次回から、オーキド研究所で病気がはやる…!?

久々の連続もの!!

ブイゼルのとった行動も注目!!

次回もお楽しみに!!



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