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ツタージャとエテボース

ツタージャは、なぜか僕の視界の中にいた。

見ようと思っているわけでもなく、でも、なぜか。

今は研究所の室内にいる。

ちょうどケンタロスたちが走る牧場的な何かがとってもよく見える場所だ。

ちなみにほっぺたの痛みが引かないから、僕は今ほっぺに湿布を貼っているのだ。

それでもまだ痛い。

治らないから困るんだ…

その時だった。

僕の心臓が、突然、ドクンと大きな音を立てて動いたのは…

「痛っ!?」

急に頭がふらついた。

何だこれは。

目の前のものがどんどん数を増やす…。

そして僕の目の中はぐちゃぐちゃと何かが映っているだけだ。

もう何も見えない状態に陥った。

ドサリ、と大きな音をたてたかどうかは知らないけど、僕は突然意識を失った。

「ブイゼル!?」














これは何の病気なんだろう…。

意識が少しずつ戻ってきた。

「…ん…」

目を覚ましたら、サトシ、ピカチュウ、ゴウカザルがいた。

「おいおい大丈夫かよ」

ゴウカザルが言った。

「…うん、なんとか…」

また心臓がドクンと音を立てる。

「…うっ…」

自分の呼吸が荒くなるのを感じた。

「…エテボースとかはいないの?」

「さぁな…そういえばさっき、ツタージャとどっか行ってたぞ」

「え?」

「よく知らないけどな」

何でエテボースはツタージャを連れてどこか行ったんだ?

気になるけど…

心臓は、ドクンドクンと痛みを増していく。

もうさすがに倒れこそしないけど、歩くには無理がある。

「なんなんだよこれ…」

「俺もわかんないけど、一応オーキド博士が調べてるから」

ゴウカザルがほほ笑んだ。

「ブイゼル、あんまりムリすんなよ」

サトシは部屋を出て行った。

「なんでいきなり倒れたんだか…心当たりない?」

「心臓がズキってなって、そのあと何も見えなくなったんだけど…」

「…オーキド博士を信じよう」

それまで僕はベッドから出ることを禁止された。(ゴウカザルによって)


















一方エテボースとツタージャ。

「ねぇ、どういうつもり?」

「は?」

エテボースの問いかけに首をかしげるツタージャ。

「あたしとブイゼルが付き合ってることも何もかもお見通しなんでしょ?じゃあなんでブイゼルと接近するの」

「はぁ?何言ってんのよ…私は第一スパイでも何でもないのにお見通しとか言われても困るわ。それに、付き合ってることも知らないわ…というか、今知ったんだけど…」

しまった。

エテボースはついに、二人の秘密をツタージャに話してしまった。

といっても、ゴウカザルも知ってるけど。

「…じゃあ何で近づくのよ」

「境遇が同じだから…といっても過言ではなさそう」

そういうなり、ツタージャはエテボースのもとを去った。

境遇が同じ…

それは一体、どういうことなのだろうか。

それは今後、明らかになる!!

















次回、ブイゼルの病名が発覚&ブイゼルの頭の中が大変なことに、と悲惨なブイゼル祭り!!

お楽しみに―★



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