「おーい、ブイゼル―!!」
僕を最初に捕まえたトレーナーは、初心者だった。
しかしとても仲が良いコンビであった。
みんなのことを第一に考える、優しい人であった。
「ご飯だよー」
料理の腕は一流で、いつもおいしいご飯を作ってくれてたっけ。
しかし突然、彼はいなくなったのである。
僕だけを残して。
理由は、火山の噴火に巻き込まれてしまい、山で遭難してしまったからだ。
サトシとの旅を続けている間にも、そいつと遭遇したりもした。
けれど、もう、顔には…
僕のことを忘れてしまっているとしか言いようのない、あからさまにひどい目つきで僕を見ていた。
次に僕を捕まえたのは、ちょっとナルシの入った人だった。
けれどトレーナーとしての腕は一流、ポケモンリーグでもじゃんじゃん勝ち進んでいけそうな人だった。
僕は最初のトレーナーとの突然の別れをまだ受け入れきれていなかった。
しかし、この二番目はきっと大丈夫。
そういう風に思ったのだ。
でも、それはすぐに風に流されるように、僕は川に捨てられた。
「お前は不必要だ」
そういって、モンスターボールから出された。
その時の屈辱、憎しみ、すべてが僕に強さを求めた。
だから、聡・光と出会うことになるあの川で、特訓を続けたのである。
もっと強く。
それが僕のモットーであり、生きがいであった。
崖のぼりは楽勝。
ジャンプは10メートル。
なんでもできるようになりたい!!
それが、ぼくをずっと押し立てていた。
そして、ヒカリとの出会い。
最初はもちろん嫌だった。
だって、二回もトレーナーに見捨てられたんだから。
言うことを聞く気もなかった。
いうなれば、反抗期のようなものだ。
でも、ドータクンとのバトルでぼろ負けして、そのあとロケット団に捕まった時に、僕はいろいろなことに気が付けた。
それがなんなのかはよくわからないけど…
でも、何かが変わった。
それから後、僕はヒカリに徐々に心を許していった。
そして、エイパムとの交換。
サトシとともに、高みを目指して頑張れた。
ヒカリの時には出ることなく終わったコンテストにも出たり…
シンオウリーグでも、自分のベストで戦えた。
だからここに僕がいる。
そのことを、忘れないまま生きていこう、と僕は思った。
「ふぁ~…眠いなぁ」
横に、ゴウカザルがひょっこり現れた。
「おぉ睡眠不足かよおい」
「そういうゴウカザルだって眠そうじゃんか」
「いや、俺はちゃんと9時に寝て7時に起きる」
「小学生じゃん」
何て会話をしたが…
今、ギャグの嵐が、ぼくに吹き寄せようとしていた。
「おいブイゼル、どうしたんだ!?」
これはある日のこと。
僕が、動かなくなった。
「おいブイゼル、ブイゼルってば」
「なんだよぉ~もう少し眠らせてむにゃ―」
さて、ぼくに何が起こったんでしょー。
次回に続く!!
僕を最初に捕まえたトレーナーは、初心者だった。
しかしとても仲が良いコンビであった。
みんなのことを第一に考える、優しい人であった。
「ご飯だよー」
料理の腕は一流で、いつもおいしいご飯を作ってくれてたっけ。
しかし突然、彼はいなくなったのである。
僕だけを残して。
理由は、火山の噴火に巻き込まれてしまい、山で遭難してしまったからだ。
サトシとの旅を続けている間にも、そいつと遭遇したりもした。
けれど、もう、顔には…
僕のことを忘れてしまっているとしか言いようのない、あからさまにひどい目つきで僕を見ていた。
次に僕を捕まえたのは、ちょっとナルシの入った人だった。
けれどトレーナーとしての腕は一流、ポケモンリーグでもじゃんじゃん勝ち進んでいけそうな人だった。
僕は最初のトレーナーとの突然の別れをまだ受け入れきれていなかった。
しかし、この二番目はきっと大丈夫。
そういう風に思ったのだ。
でも、それはすぐに風に流されるように、僕は川に捨てられた。
「お前は不必要だ」
そういって、モンスターボールから出された。
その時の屈辱、憎しみ、すべてが僕に強さを求めた。
だから、聡・光と出会うことになるあの川で、特訓を続けたのである。
もっと強く。
それが僕のモットーであり、生きがいであった。
崖のぼりは楽勝。
ジャンプは10メートル。
なんでもできるようになりたい!!
それが、ぼくをずっと押し立てていた。
そして、ヒカリとの出会い。
最初はもちろん嫌だった。
だって、二回もトレーナーに見捨てられたんだから。
言うことを聞く気もなかった。
いうなれば、反抗期のようなものだ。
でも、ドータクンとのバトルでぼろ負けして、そのあとロケット団に捕まった時に、僕はいろいろなことに気が付けた。
それがなんなのかはよくわからないけど…
でも、何かが変わった。
それから後、僕はヒカリに徐々に心を許していった。
そして、エイパムとの交換。
サトシとともに、高みを目指して頑張れた。
ヒカリの時には出ることなく終わったコンテストにも出たり…
シンオウリーグでも、自分のベストで戦えた。
だからここに僕がいる。
そのことを、忘れないまま生きていこう、と僕は思った。
「ふぁ~…眠いなぁ」
横に、ゴウカザルがひょっこり現れた。
「おぉ睡眠不足かよおい」
「そういうゴウカザルだって眠そうじゃんか」
「いや、俺はちゃんと9時に寝て7時に起きる」
「小学生じゃん」
何て会話をしたが…
今、ギャグの嵐が、ぼくに吹き寄せようとしていた。
「おいブイゼル、どうしたんだ!?」
これはある日のこと。
僕が、動かなくなった。
「おいブイゼル、ブイゼルってば」
「なんだよぉ~もう少し眠らせてむにゃ―」
さて、ぼくに何が起こったんでしょー。
次回に続く!!
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