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決勝戦!VSジュカイン&キングラー!!(前篇)

「さぁー決勝戦です!!ついに決勝戦!!」

実況役になったリザードンもめちゃくちゃヒートアップしている。

「さぁー、ブイゼルチームに対するは…これまで素早さと強さで相手を翻弄してきた…」

「ためるなよ、さっさと言え!!」

「ジュカインとキングラーチームです!!」

「どうもどうもー」

超軽いノリで登場したのは、失恋王wジュカインと、スーパー拳wwのキングラーだ。

確かに結構強そうだけど…。

「さぁ、両者フィールドに入ってください!!」

この間ケンタロスに角で突かれたから、頭に包帯を巻いた状態で試合に出ている。

そして僕とドダイトスは、フィールドに入った。


















タイプはかぶってるけど、どちらかといえば素早さ的には僕たちの方が不利!!

だってジュカインは草タイプの御三家の中で一番速いのだから。

それに対して防御は高いがスピードがノロいドダイトスでは結構危険かもしれない。

キングラーは何よりも攻撃が圧倒的だ。

僕は多分競り合えば負けてしまうだろう。

「それでは、試合開始!!」

ホイッスルが鳴った。
















「クラブハンマー!!」

突然飛んできたクラブハンマーが頭に直撃した。

「いたっ!?」

頭の上にたんこぶができてもう破裂するんじゃないのか、というほどの痛みが走る。

「…どうしよう…」

痛い頭を抱えながら、戦略を練ろうとすると。

「リーフブレード」

気が付いたらジュカインがいて、攻撃を食らった。

やっぱり、速い!!

僕はすいすいを使わない限り素早さは上がらない…ん?

僕は顔を上げた。

そして、つぶやいた。

「勝機がみーえた」



















果たしてこのバトル、ブイゼルたちは勝てるのか!?

次回、バトル大会編クライマックス!



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