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彼女に会うのがつらくて…

「…どうするんだよ…」

結局健康診断では入れ替わっていることに気付いてもらえなかった。

そのとき。

「おーい」

エテボースが来た。

「ねぇブイゼル、リモコンがないー」

「くつろぎすぎでしょ」

僕は言いたくなった。

てかテレビみたいのかよ!!

「クーラーの」

何だよ…ってかそんな暑くも寒くもないんだけど!!

「探すの手伝って」

僕(の体だけ)はエテボースに連れて行かれてしまった。

いざとなったら超さびしい!!

なにこの状況…。

泣きたい。


















一方ゴウカザル。

「…あったぞリモコン」

「ありがとう」

エテボースはクーラーをつけてのんびりし始めた。

「…あ、ねぇ」

結局テレビをつけてちょうどCMに入った時。

「誰にも話ばらしてないよね?」

「…話?」

「いやだからその…付き合ってるって話」

嘘ぉぉぉぉぉぉぉ!!

「お、おぉ言ってねーぞ」

「なんか口調変じゃない?」

「き、気のせい気のせい…イメチェン中なので」

ブイゼルいつの間に彼女なんか…。




















「やばい…」

ドアからその会話を聞いていた僕。

「ばれた…!!」

「おいゴウカザル探したぜ?」

ドダイトスがやってきた。

「へ?」

「へ?じゃなくてさぁ…今からみんなでかくれんぼするんだけど…俺隠れる方ww」

「ドダイトスじゃ隠れらんないでしょ!!」

「…なんかお前、ブイゼルに似たな」

ドダイトスがにやにやする。

「はっ、はぁぁ!?似るわけねーじゃんあんなただの海…海ネズミなんかに!!」

「ネズミじゃないだろ、イタチだろ」

「あぁそうだった」

この体でいると、ボケるのに疲れる。

む…難しい。

どうすればいいんだぁぁ!!















ブイゼル付き合ってんのかよ…。

マジ信じらんないわ。

「俺昼寝するわ」

「イメチェンにもほどがあるわよ」

エテボース、ブイゼルのこと大好きなんだなぁ…。

ブイゼルは、どう思ってんだろ。

にこにこしているエテボースを見て、そう感じたゴウカザル。

二匹は戻れるのか!

次回に続く!!



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