「冷凍パンチ!!」
ブイゼルは練習場で練習していた。
しかしなかなかできない。
いや、技自体はできるのだが、自分自身の中にある目標とちょっとずれているのだ。
「…やっぱ、まだ動揺してるのかな…」
「お前まだここに…」
「ゴウカザルさん…」
「昨日のこと、そんな練習に集中できなくなるほど気にしてんのか?」
「…だってあんなの初めてで…」
「ま、お前恋には鈍感そうだもんな」
「はい、鈍感です」
ゴウカザルさんは僕にとっても良き先輩だ。
シンジさんに捨てられた過去があるけど、サトシが拾ってくれた。
サトシのこと、信じ切ってるんだよねぇ…。
何で僕はずっと動揺してるんだろう。
でも…
なんか、抜けない…。
「元気出せよ…」
「はい」
ゴウカザルはぶらぶら去っていった。
その日ヒカリが遊びに来ても、全っ然笑わなかった。
「くっそぉ…」
僕はどうすれば…。
「おい、いつまでもボーっとしてんじゃねーよ」
ジュカイン先輩だ。
「…ひひっ、俺、お前がうらやましいぜ」
「…いや別にあれはただ・・・・・・」
「エテボースから突然だもんな、動揺するのも分かるぜ」
「…」
「…そうそう、ピカチュウから聞いたんだけどな、サトシもキスされてもなんともない顔で過ごしてたって」
「サトシも?」
「ピカチュウは、『相変わらず子どもなんだよ』っていってた」
「サトシも僕と同じなのかな…」
「…ま、俺は失恋王だから」
「いつかは実りますよ」
「これからお前どうするんだよ」
「…うぅ…」
「ま、じっくり考えてみろ!!大丈夫だ、エテボースは逃げやしねぇよ」
「え?なんかずれてませんか話が」
「いいんだよ」
「よくないですよ!!」
「いつも通り頑張れ」
「…はい!!」
いつも通り…か…。
じゃあ僕はいつも通りみんなに突っ込みを入れよう!!
と、決意した。
ブイゼルは練習場で練習していた。
しかしなかなかできない。
いや、技自体はできるのだが、自分自身の中にある目標とちょっとずれているのだ。
「…やっぱ、まだ動揺してるのかな…」
「お前まだここに…」
「ゴウカザルさん…」
「昨日のこと、そんな練習に集中できなくなるほど気にしてんのか?」
「…だってあんなの初めてで…」
「ま、お前恋には鈍感そうだもんな」
「はい、鈍感です」
ゴウカザルさんは僕にとっても良き先輩だ。
シンジさんに捨てられた過去があるけど、サトシが拾ってくれた。
サトシのこと、信じ切ってるんだよねぇ…。
何で僕はずっと動揺してるんだろう。
でも…
なんか、抜けない…。
「元気出せよ…」
「はい」
ゴウカザルはぶらぶら去っていった。
その日ヒカリが遊びに来ても、全っ然笑わなかった。
「くっそぉ…」
僕はどうすれば…。
「おい、いつまでもボーっとしてんじゃねーよ」
ジュカイン先輩だ。
「…ひひっ、俺、お前がうらやましいぜ」
「…いや別にあれはただ・・・・・・」
「エテボースから突然だもんな、動揺するのも分かるぜ」
「…」
「…そうそう、ピカチュウから聞いたんだけどな、サトシもキスされてもなんともない顔で過ごしてたって」
「サトシも?」
「ピカチュウは、『相変わらず子どもなんだよ』っていってた」
「サトシも僕と同じなのかな…」
「…ま、俺は失恋王だから」
「いつかは実りますよ」
「これからお前どうするんだよ」
「…うぅ…」
「ま、じっくり考えてみろ!!大丈夫だ、エテボースは逃げやしねぇよ」
「え?なんかずれてませんか話が」
「いいんだよ」
「よくないですよ!!」
「いつも通り頑張れ」
「…はい!!」
いつも通り…か…。
じゃあ僕はいつも通りみんなに突っ込みを入れよう!!
と、決意した。
| 22:45
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