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遊びに来たエテボースと僕

「そういえばおまえってエイパムと交換されてこっち来たよな」

ゴウカザルさんが言った。

「…そうですね…でも今やピンポン馬鹿ですよね」

「卓球ってどこが面白いのやら…あいつ♀だろ?」

「はい、♀ですね」

「ま、いいんじゃないの?エテボースはエテボースなりの人生を送ってて多忙なんだよ」

そのとき。

突然目隠しを食らった。

「だーれだ!?」

「…ん?」

僕の肩に手を置いている。

目を隠すための手は2本要るはずで、それで両手ふさがるはず…。

てか手が異常にデカいわ!!

こういうのは多分…。

「エテボース?」

「なんでわかったのー!?あんた何者―!?」

「いや…分かるよ?肩に手を置くあんたが悪いんじゃ…」

「えっへっへー」

「てかなんでここにいるのさ!!ピンポンは!?」

「ちょっと休暇貰ったのー。今やシンオウ一になっちゃって」

「すごいな」

「でしょー★」

「…うんそうだね」

こいつは何のためにここにいるのだ!!

「ねぇ…サトシは?」

「今はイッシュ地方にいるよ」

「イッシュってどこ?」

「お前まずそこ!?」

「知らないもん。地味なんだもん。」

「…確かに、小っちゃいし平和だからニュース出てこないよね」

「シンオウ地方でっかいもん」

「そうだね」

「カントーとホウエンとオレンジ諸島以外わかんない」

「ジョウトはぁぁぁ!!」

ドンファン。

「まぁまぁ…こいつ抜けてるんで」

「どういう説明してくれてるのよ!!」

「まぁいいじゃないか」

ていうか僕まさかこいつのペースに巻き込まれてるよね?

「サトシいないのか―。じゃあ帰りまーす」

「もうちょっとのんびりしていけば?」

「…いいじゃないの…あ、でも」

エテボースが僕に顔を…ってぇぇぇええええ!?

周りのみんなが固まった。

なにこの状況…まさか僕はキスをされたということに…?

「ヒューヒュー!!」

「なっ…」

「エテボースやーる―!!」

「えっ?」

自分でも状況すら把握してない感じで…。

「ブイゼルお前顔真っ赤っかだぞー」

「ヒカリに出会わせてくれたお礼と…まぁ…はい」

「…お…おぉ…はぁ…」

心臓めっちゃ鼓動がひどいぞ。

何してくれるんだ…。

でもなんか抵抗できない気がする…。

つーか何で僕!?












「ブイゼル…ガチで恋愛には鈍感そうだな」

「エテボースからキスされちゃって何が起こったのかわからなくなったんでしょ」

「やれやれ…」

「これだからお子ちゃまなんだよ」

「なんの話してんだよ!!」

「あっ、ブイゼル」

「ギャー!!」

「逃げろ!!もっと遠くへ!!」



















「……恋愛かぁ…」

ブイゼルは一人、研究所の中の一室で、ぼーっとしていた。

何が起こったのかわからない。

心臓がちょっと死にかけただけ。

…。

「あーもうやめたやめた!!特訓しよう!!」

ブイゼルは一人、練習場へ向かった。



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